お前のすべてを愛してやる【完】

「え。衣月くん、教えてくれるの?」


信の言葉に亜矢乃は、ガバッと体勢を起こし衣月を見つめた。


「は?オレ?わりぃ、亜矢乃。勉強教えるのだけは、勘弁。身体のことだったら、身体で教えてやるけど、どうだ?」


「ん?」


「…うん、ごめん。オレが悪かった」


衣月くん、なに言ってるんだろ。


身体を身体で教える…?


わたしは勉強を教えてほしいのに。


この状況に真琴と信は衣月の肩をたたき、慰めた。


「なら、ボクが教えてあげようか」