お前のすべてを愛してやる【完】

そのテストが返ってくるというから、亜矢乃は内心ドキドキだった。


「………」


「亜矢乃ー。元気だしなよー?ほら、抜き打ちだったんだし、しょうがないってー!!」


「そうだってー!抜き打ちなんだし、気にすんなって!!」


「亜矢乃、オレのキスで忘れさせてやろうか?…って、こわっ。オレの時だけ睨むなよ」


なんで、なんで…。


みんな抜き打ちだっていうのに、3人とも90点越えしてるのっ!!


わたしなんか、わたしなんか……。


亜矢乃は、ゴンと机に額をつけた。


「あーあ。亜矢乃、落ち込んだぞ。ほら、衣月の出番だろ?こういう時はさぁ」