お前のすべてを愛してやる【完】

「衣月…。大倉か。お前、これが大倉の耳に入ったらどうするんだ?目すら合わせてもらえないんじゃないのか?」



村上の言葉に平野の肩がピクリと揺れると、更に泣きじゃくった。



「んで、お前らは?」



村上は三人の男子を見た。



「お、俺たちは平野に頼まれて…」



「頼まれたら、女犯すのか?」



「い、いや…。あの…」



「はぁ…。情けない」



村上は盛大な溜め息を吐いた。



「えっと…、神崎だったよな?ごめんな、ウチのクラスのやつらが…。俺が謝ったところで、お前の傷が癒えるわけじゃないけど…」



村上の言葉に亜矢乃は顔を上げ、首を横に振った。