お前のすべてを愛してやる【完】

「飲み物は自販機で…」



貴重品は持ち歩いていた為、教室を出ようとした。



「神崎さん、よね?」



だけど、一人の女子が入ってきた。



後ろに三人の男子も連れて。



「は、はい…」



何だか、嫌な予感がした。



体は逃げろと反応するのに、強張って動けない。



「あなた、衣月くんのなに?」



「え…」



ロングの髪に、少し茶色の髪色。



睫毛がクルンとしていて、目も大きい。



男にはモテそうだけど、女からは嫌われそうなそんなタイプ。



「ちょっと、屋上来て」



「やっ…!!」



その言葉に何か言おうとしたが男子たちに掴まれ、屋上に連れて行かれた。