お前のすべてを愛してやる【完】

「お前たちはドッジボールだっけ?」



「そうだよー、信くん助けて…」



亜矢乃も真琴も、本当に運動が苦手で。



ドッジボールに人がいなくて、勝手に入れられた。



「ま、頑張れよ!見に行ってやっから。な、衣月?」



「あぁ、そうだな。へっぴり腰の亜矢乃見るの楽しみだな」



「んもうっ!!」



亜矢乃は衣月の腕をペシッと叩いた。



「ほら、行くぞ」



衣月は、亜矢乃を。



信は、真琴を。



4人は手を繋いで体育館へと向かった。



くだらない話をしながら。



この時は、あんなことが起こるなんて予想もしてなかった。



二人が別れることも、何もかも…。