お前のすべてを愛してやる【完】

「え、なに!?なんなの!?」



真琴が交互に亜矢乃と男子を見た。



「あ、あのさ…」



男子が喋った。



その瞬間、亜矢乃が急に震え出し地べたにペタンと座ってしまった。



「え、亜矢乃?」



真琴が近付き何かしたくても、どんどん震えは大きくなっていった。



「ねぇ…、ねぇ!誰か!誰でもいいから、島田先生呼んできて!!」



真琴の叫び声と亜矢乃の症状を見た男子が〝俺、呼んでくる!〟と、走って行った。



「ねぇ、亜矢乃。大丈夫!?しっかりして…」



声をかけるも反応がなく〝そうだ、さっきの男子!〟そう思い振り返るも、その男子はもういなかった。



「あれ、真琴。どしたー?」



少し遠くから呼ぶ声。



「信くん!…に、大倉くんっ」



信と衣月は床で震えている、亜矢乃に気付くと走って来た。