お前のすべてを愛してやる【完】

そんな中、更に追い打ちをかけるようなことが亜矢乃を襲った。



「あれ、神崎?」



「え?」



突然呼ばれた声に反応し見ると4人の男女がいた。



「……っ」



さっきまでの自分なら、この4人が誰だか分からなかったかもしれない。



だって、封印してたから。



でも今は、もうダメ…。



全部思い出しちゃったんだもん。



声も顔も…。



そう、彼らは亜矢乃の同級生だった。



亜矢乃は目の前が真っ暗になった。