お前のすべてを愛してやる【完】

二人の間に長い沈黙が起きる。



ど、どうしよう…。



何話していいか分かんないよ…。



亜矢乃が困っている中、衣月が口を開いた。



「あんた顔真っ赤」



「え?」



「なぁ、前も思ったんだけどさ、あんたって島田先生のこと先生って言う前に〝たっ〟て出るよな。あれなに?もしかして、もしかしなくてもそういう関係なわけ?」



「ち、違いますっ!!」



思った以上に大きな声が自分の中から聞こえて驚いた。



こんなに大きな声を出すって家族以外で見せたことがなかったから。