お前のすべてを愛してやる【完】


「ねぇ、これで学校行くの…?」



「そうよー」



「でも、恥ずかしいよ…」



「大丈夫。お母さん、ちゃんと担任の先生に言ってあるからクラスの子も何も言わないからね」



「……うん」



亜矢乃は小学生になった。



が、もちろん症状が軽くなったわけではない。



顔や手、腕にできた水疱を少しでもクラスの子たちに変に思われないよう、ガーゼを貼って登校させていた。