お前のすべてを愛してやる【完】

そして、お昼休み。



「亜矢乃は今日もお弁当?」



「うん。お母さんがお弁当のほうが安いからって」



ウチは我が儘を言って私立に通わせてもらっている。



学校で販売されるお弁当が食べたくても、これ以上我が儘は言えない。



「そっかー。いつもいいよねぇ」



でも、そんなことは贅沢な悩みなのかもしれない。



真琴は、いつもお弁当を買っている。



わたしのお弁当を見てはいつも〝いいなー〟と言う。