「お母さん、かゆい!!かゆいよぉ…」 「あー、ダメダメ!!掻いちゃダメよ。ほら、お母さん痒いとこスリスリしてあげるからねぇ」 「やっ!!そんなんじゃ、かゆいのなおんない!!」 「でもね、亜矢乃……」 「お母さんには、わかんないんだよ!!」 「……っ」 こんな言い合いは毎日のように続いた。