お前のすべてを愛してやる【完】

それが急に衣月からの〝可愛い〟



亜矢乃は戸惑った。



ずっと〝キモイ〟と言われ続け実の両親でさえ自分のことを本当は気持ち悪いと思ってるんじゃないかと思うこともあった。



「イジメ…か」



「衣月…」



衣月は真琴の言葉に、一瞬暗い顔を見せた。



それを苦しそうに見つめる信。



真琴は何か言おうと思ったが、口に出すことは止めて見守ることにした。