お前のすべてを愛してやる【完】


それは診察中の出来事。



「亜矢乃ちゃんは5歳か。じゃぁ、この痒い痒いツライね」



「うん、でもお母さんがスリスリしてくれるから平気だよ!」



「そうか、そうか。お母さんは優しいね」



「うん、でも怒るとお尻ペンペンするよ」



「ははは!亜矢乃ちゃんは、どんな悪さをするのかな?」



「もう!!亜矢乃やめなさい!恥ずかしい…」