お前のすべてを愛してやる【完】

「俺、てっきり気付いてんだと思ってたー!!だから衣月の胸にわざと飛び込んだんだとばっかり…」



「と、とと飛び込んでませんっ!!あれは事故です!!」



亜矢乃は必死に訴えた。



「へぇ、亜矢乃も意外に積極的なのな?」



達哉がニヤニヤしながら亜矢乃を見た。



「たっ…先生!!」



どうしても小さい時から呼んでる“達兄”が出てきてしまう。



先生と呼ぶのは、まだ慣れなかった。