「ちょっとちょっと聞いてみんなっ!!
1クラスの千春ちゃんが他の男誘って
たよっ!!?」
ざわっと騒ぎ出すクラス。
は?千春が他の男を誘った??
意味が分かんねえ。
今さっき俺と約束したじゃねーか。
もはや千春は俺の彼女ということで
噂も早いらしい。なんでも俺の耳に
入ってきて、俺を更に苛立たせる。
ガタンッ―――
「あ、密く――――...っ!」
大地の言葉を無視して、俺は屋上に
頭を冷やしに行った。
「...何なんだよコレ...」
今までになかった感情が湧き出てきて
胸が掻き乱れそうなほど苦しい。
苦しくて苦しくて、自然に口が千春の
名前をだしていた。


