恋愛部☆番長組






「ちょっとちょっと聞いてみんなっ!!
 1クラスの千春ちゃんが他の男誘って
 たよっ!!?」




 ざわっと騒ぎ出すクラス。







 は?千春が他の男を誘った??




 意味が分かんねえ。




 今さっき俺と約束したじゃねーか。




 もはや千春は俺の彼女ということで

 噂も早いらしい。なんでも俺の耳に
 
 入ってきて、俺を更に苛立たせる。





 ガタンッ―――




「あ、密く――――...っ!」




 大地の言葉を無視して、俺は屋上に

 頭を冷やしに行った。




「...何なんだよコレ...」



 今までになかった感情が湧き出てきて

 胸が掻き乱れそうなほど苦しい。



 苦しくて苦しくて、自然に口が千春の

 名前をだしていた。