確かにあれは 小さい頃の 私の“片思い”だったと思う。 隣に誰かが引っ越してきて、お母さん からは 一人暮らしのお兄ちゃんが隣にきたの よって聞いたっけ。 どうしてあのゆーちゃんと重なって見え るんだろ...。 高校生の最後になってやっと思い出した 記憶を、今更。 「やだ、な...」 胸ぐらを片手でギュっと掴む。 激しいくらいに鳴る心臓の音。 今更思い出しても、 どうにもならないよ ゆーちゃん――――........。