恋愛部☆番長組





 俺とつないでる手が震えながらぎゅっ

 と強くなる。



 
 震えてんのか...。

 小動物みたいで可愛いな。



「大丈夫だ。安心しろ?お前は俺が守る
 から心配ねえよ」



 ひそっと小声で話した。



「で、でもっ――..!」



 
「到着したぞ」と声が聞こえてすぐ話を
 
 やめた。見上げると分かりやすいくら
 
 い“ラブホテル”と書いてある。
 



「204号室だ」




 ガチャっと中に入ると、すべてピンク

 色に染まった道具がぞろぞろ置いてあ

 って、千春は少し興奮気味だ。




「た、立花君っ―――...!!//////」



「じゃ、そろそろ始めるか」




 俺の言葉を合図に、俺は千春をベッドに
 
 倒した。 



「おい....一人で進めんなよ」



「俺たちも楽しみにきたんだぞ?」