俺とつないでる手が震えながらぎゅっ
と強くなる。
震えてんのか...。
小動物みたいで可愛いな。
「大丈夫だ。安心しろ?お前は俺が守る
から心配ねえよ」
ひそっと小声で話した。
「で、でもっ――..!」
「到着したぞ」と声が聞こえてすぐ話を
やめた。見上げると分かりやすいくら
い“ラブホテル”と書いてある。
「204号室だ」
ガチャっと中に入ると、すべてピンク
色に染まった道具がぞろぞろ置いてあ
って、千春は少し興奮気味だ。
「た、立花君っ―――...!!//////」
「じゃ、そろそろ始めるか」
俺の言葉を合図に、俺は千春をベッドに
倒した。
「おい....一人で進めんなよ」
「俺たちも楽しみにきたんだぞ?」


