わっ!!
立花君からっ!?
『....今どこだ?』
うわっ―――...声すごく怒ってる~!
「あ、今教室...」
『今すぐパン持って屋上に来い。後
10秒な』
「そ、そんなっ―――...」
い゛っ―――...切れた...。
そ、そんな無茶な~~っっ!!
「梓、風見君ごめん!私行ってくるっ!」
もうダッシュで屋上に駆け上がるとそこ
に寝転がっている立花がいた。
「....遅ぇぞ千春」
眉が寄ってる。
風見君の言ったとおり怒ってるみたい。
「こ、これあげるから許してっ!じゃ!」
差し出した焼きそばパンと牛乳をそこ
に置いて帰ろうとした。
「弁当もってこい」


