恋愛部☆番長組




 密君は舌打ちして電話にでた。



「あ゛あっ!?っんだよ風見っ!毎回
 毎回邪魔すんなって―――...はぁ??
 ―――ったくしょうがねえな...ああ。
 わかったわかったそっち行く」



 風見君からだったんだ―――...
 
 でも密君、行っちゃうんだ...。




「悪い。急に用入った。そんじゃ俺
 行くから。この話はまた今度な?」


「うん...わかった。それまで待ってる」




 立ち上がる密に強がって微笑みかける。

 私にはそんな度胸なんてないのに。



「ああ。気長に待ってろ」



「うん...」




 泣いちゃだめっ――――....
 
 泣いちゃだめなんだからっっ―――....。



 
 手を振って密を見送っているはずなのに

 密はこっちに戻ってきた。




「―――っ...泣くなよ...お前、最近ほんと
 弱虫になったな」



 
 密に抱きしめられていて、頭をぽんぽん
  
 っと子供のを泣き止ませるように優しい

 手で撫でられてる。



 泣いてなんか、っ――――....。