携帯が震えてメールの受信を報せた。



昂くん、だ。



恐る恐る携帯を持ち直して受信ボックスからメールを開く。


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夜遅くにメールしてごめん。

電話しようと思ったけど、高橋さんと引き継ぎしてたから電話できなかった。


明日の11時に迎えに行く。詳しい話は明日にしよう。


あと、最後の仕事なのに家まで送ってやれなくて後悔してる。




本当にごめんな。

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昂くん謝ってばっかりじゃん。


こんなんで次の人のマネージャーなんて務まるの?






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明日、楽しみにしてるからね!

待ってる(⌒ω⌒)ノ"


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それだけを入力して、昂くんにメールを送信した。