「……じゃあ、やっぱり咲絢が付き合ってるのは、あの梶社長だったの?」
「うん、そうみたい。うちの社長が本人と話をしたみたいなんだけど……。私の方とは最近全然連絡してこなくて…」
「映画撮ってる間、お前から連絡しなかったのかよ?」
「撮影の間は、普通に電話もしてた。けど、本人から大事な話なんて聞いてないからさ……」
「わかんねーな。もしか、その同伴美人と浮気…」
「月島くん!!」
公佳ちゃんが月島くんを叱りはしてくれたけど。
やっぱりそこまで考えると、私も、ずずーんと落ち込んでしまう。
「でも、事務所の社長経由だけどパーティで咲絢に逢いたいって梶さんは言ってるんでしょ?」
励ますような公佳ちゃんの言葉に、こっくりと頷く。
「ならもうクヨクヨしないの!咲絢はお洒落してパーティに参加する事でも考えてなさい。梶さんが惚れ直すような格好して行きなさいよ?」
命令形で私にそう言った公佳ちゃんは、A4サイズの封筒を取り出した。
「うん、そうみたい。うちの社長が本人と話をしたみたいなんだけど……。私の方とは最近全然連絡してこなくて…」
「映画撮ってる間、お前から連絡しなかったのかよ?」
「撮影の間は、普通に電話もしてた。けど、本人から大事な話なんて聞いてないからさ……」
「わかんねーな。もしか、その同伴美人と浮気…」
「月島くん!!」
公佳ちゃんが月島くんを叱りはしてくれたけど。
やっぱりそこまで考えると、私も、ずずーんと落ち込んでしまう。
「でも、事務所の社長経由だけどパーティで咲絢に逢いたいって梶さんは言ってるんでしょ?」
励ますような公佳ちゃんの言葉に、こっくりと頷く。
「ならもうクヨクヨしないの!咲絢はお洒落してパーティに参加する事でも考えてなさい。梶さんが惚れ直すような格好して行きなさいよ?」
命令形で私にそう言った公佳ちゃんは、A4サイズの封筒を取り出した。


