月島くんが、私の腕をきつく掴んで部屋にかけ戻った。
私は状況についていけないまま、流されるしかないのかな?
ドアを乱暴に開け放ち部屋の中に入るなり、月島くんはびっくりして泡を食ってる公佳ちゃん達に暴露した。
「おい聞けよ!コイツの彼氏の名前、梶恭哉っつーんだって!」
それまでは、いい雰囲気で会話が盛り上がっていたような公佳ちゃんと大地くんも、驚いて私を見上げる。
そんなに驚くことなの?
ただ幼馴染みと付き合ってるだけで、有名人と付き合ってるわけじゃないじゃない。
……それとも、本当に私が知っている恭哉とは違う一面を持っているの?
「……みんなで何驚いてんの?だって…多分、同姓同名の人だよ……」
ぎこちなく笑い、みんなの顔を見回した。
「そうかも、知れないわね。珍しい名前ではあるけれど……」
戸惑うように、公佳ちゃんが取りなしてくれた。
「でも、あの梶社長とカレカノの仲なら怖いもんなしじゃね?」
「強力なバックだよな」
大地くん達が、興奮して話す理由が分からない。
私は状況についていけないまま、流されるしかないのかな?
ドアを乱暴に開け放ち部屋の中に入るなり、月島くんはびっくりして泡を食ってる公佳ちゃん達に暴露した。
「おい聞けよ!コイツの彼氏の名前、梶恭哉っつーんだって!」
それまでは、いい雰囲気で会話が盛り上がっていたような公佳ちゃんと大地くんも、驚いて私を見上げる。
そんなに驚くことなの?
ただ幼馴染みと付き合ってるだけで、有名人と付き合ってるわけじゃないじゃない。
……それとも、本当に私が知っている恭哉とは違う一面を持っているの?
「……みんなで何驚いてんの?だって…多分、同姓同名の人だよ……」
ぎこちなく笑い、みんなの顔を見回した。
「そうかも、知れないわね。珍しい名前ではあるけれど……」
戸惑うように、公佳ちゃんが取りなしてくれた。
「でも、あの梶社長とカレカノの仲なら怖いもんなしじゃね?」
「強力なバックだよな」
大地くん達が、興奮して話す理由が分からない。


