新幹線に乗り込む前に少しだけ時間をもらった私は、お土産物売り場で家族や恭哉へのお土産を買った。




ご当地ストラップとか、この地元の銘菓とか漬物とか。




今はもう根雪しか残っていないけど、これからは花が咲きだしてそれは彩り豊かな風景に変わるんだと、売店のお姉さんが話してくれて。



だから、恭哉にはさんざん迷った挙げ句に絵葉書を買った。



この地域の春夏秋冬を撮したもの。



私がここにいたのは秋の終わりから冬の間だけだったけど、降り積もる雪に最初は感動してたっけ。


冬の水墨画のような白と薄墨の景色から、柔らかい色彩に溢れた景色へと変わる様はどんなに綺麗なものだろうね?


春のこの地方にも来てみたいな。