「そうよ♪早く行くわよ。」

またそう言って今度は唇にキスをされた。

なんてこったい!!!

こんなことがあってもいいのか!?

俺は周りが歓声の声を上げていることも周りの男どもが優ちゃんに見惚れていることも見えなかった。

「いや、優ちゃん?」

「ん?優ちゃんじゃなくて優って呼びなさい。」

え?

「あ、はい。」

なんで俺こんな下なんだ?

「ねぇ、楓…ゲーム私の負けだわ。楓の命令一つ聞いてあげる。」

「ま、負けって…俺のこと好きってこと!?」

嘘だろ…

「好きじゃないよ…」

そう言って優ち…優が近づいてきた。

そして俺の耳元で囁いた。