俺は部屋の隅のイスに掛けて待つ。 これまでにないぐらい、1秒が長く感じた。 早く… 医「処置はしたぞ、後は目覚ましたらわしゃを呼べぇ」 土「あ、あぁ。わかった」 早く目を覚ましてくれ… 土「あっ…渚は…病気か何か、ですか?」 それが心配だった。 医「見たところは何もなさそうじゃが…」 土「そうですか…」 とりあえず、よかった。