『あ、シンゴ遅いですよ。早く来てくださいよね』


『せっ…せっかく来てあげたのにぃ…』



『もう何でも良いです。早く行きましょう。』


『ぅん…(何か今日のミキくん酷いよぉ…)』











しばらく歩くと―…





目的の高校へ着いた。



『ここだよぉ、空き教室から放火したんだぁ~』



『へぇー…』




僕は大きな高校を見上げる。

懐かしいな…



行ってれば僕も高校生なんだけどね…






『ミキくぅん? 行くよぉ~』



『えっ…あっはい』





ヤバイヤバイ

昔のこと思い出してたらキリないよ。





高校のときは悲しいことが いっぱい あったから―…