『なっ…』 『それだけです』 ミルはホントに それだけ言い終えると、そのまま部屋から出ていってしまった。 『なによ あの餓鬼…』 ちょーたち悪りぃじゃないの!! 『宣戦布告…か。 よく言うじゃないの』 まだまだ お子様のくせに… 『ふーん…負ける気しないわね。ミルちゃん…』 ミキくんは、探偵団の一員であって、 あたしの大好きな人なんだから… 簡単に餓鬼に渡すわけないじゃない。 『負けないわよ…』