頭にハテナを浮かべていると 大雅の香りに包まれた。 どうしたんだろう… 「大雅?どうしたの?」 なんか、いつもと違う… 「お前が他の男といるとかありえねぇ」 「……」 「耐えらんねぇんだけど」 何を、言ってんの? 抱きしめられているあたしは 大雅の顔なんて見えない。 だから、大雅が何を思って そんなことを言っているのかも 全然理解できなかった。