千尋が旅立った夜



アタシは新しい部屋で朝を迎えた・・・・・。



一人で



もう空間に千尋はいない




不思議に心が落ち着いていた・・・・・・。



辛くって切ない想いは
千尋が全部持っていったのかもしれない。



アタシも


アタシも新しい出発なのかもしれない



千尋からの卒業




そうもうこの視界の中に千尋はいない




千尋を封印しよう
もう泣かないように・・・・・・・・



もう求めないように・・・・・・・・




アタシは千尋を封印した
大切な宝箱に



しっかりと鍵をかけて・・・・・・・