「・・・っ」 ダメだ。 私が傷つく資格なんてない。 だって誰よりも傷ついていたのは大地君なんだもん。 私、最低だ… 理由つけて、自分が傷つくことから逃げてた。 本当はどこかで分かってた。 逃げる必要ないって。 何も悪い事してないんだから。 「なのにっ…」 私は大地君のこと…。 大地君に合わせる顔がないよ。 ただ、謝りたい。 友達絶交されてもいいから。 …うーうん。 友達ですらなくなっていいから。