【短】花ひとひら





「お母様とは話がすみました。8年ぶりに・・・庭園に行きませんか?」




「ふふっ、8年前から思ってたけど。強引な人ね。」




もうすでに私の手はアランの手の中にあった。




「そうなのかもしれませんね。このくらいじゃないと魔界の剣士は務まらないので。」




「そう。行きましょう。」




8年ぶりに感じるアランのぬくもり。




そして、あの頃からわずかに私の中に芽生え始めていた恋愛感情。