あれから随分寝てしまっていたみたいで時計を見ると、深夜の1時だった。

のどが渇いたので病室を出てすぐの自販機に水を買いに行こうとしたんだが、私はびっくりした…

私のベッドの横で冷たい地面で寝ている空生がいる。

私は、掛け布団を空生に掛けた。

私は少し寒くなってしまったので、陽おばちゃんが気を利かせて多めに入れてくれた着替えを上に掛けて寝た。

あまりの驚きに喉が渇いていることなんて頭になかった。