俺は小学6年生のとき、マラソン大会中にもともと持っていた喘息の発作が起きた。

最近は発作が出ていなかった俺は吸入器をもっていなかった。

「ゲホ…ゲホ…」

自分の中でだんだん呼吸が乱れて行くのが分かった。

友達はみんな心配して、立ち止まった。
でも、俺にはそれが耐えられなくて、
「大丈夫…ゲホ…だから…ぅ…行け!」

なんて言った。

でも、おれは、皆が行ったあと、膝から崩れ落ちてしまった。

俺は、友達が先生にいってくれてたおかげで先生が来て病院へ運ばれた。

その時、父さんは、
「大丈夫だ!俺が今すぐ治してやる!」

って言った。

あの時、すごい安心感に包まれたんだ。