二人の間にとてつもなく気まずい沈黙が流れる。

その沈黙をやぶったのは彼だった。

「ねぇ、君のこと教えてよ」

「えっ?!」

「だって、同じ中学でしょ?友達になるかもしれないじゃん」

「あ、そうですよね、私は青田雪宇。中3です。」

「え、3年なの?俺と同じじゃんか」

3年なんだ…

1年か2年だと思った。
身長だって私より少し大きいくらいで、私が156センチだからきっとま160ちょいくらいかな…

それに…あの家は前からあるけど子供なんて居なかった。

そんなことを考えている時に、大きなトラックが来た。

私たちはすぐ近くの公園にいくことにした。

その中のベンチに座ると彼が自分のことを話し出した。