こちらへやってきた看護師さんは深刻そうな様子でおばあさんに宇宙の様子を説明していた。 だけど、あたしはその間ずっと宇宙のいる手術室を見つめていた。 看護師さんの声も、おばあさんの声もよく聞こえない。 シーンっと静まり返る狭い空間にいるみたい。 息苦しくてたまらない。 ねぇ。宇宙。 きっと宇宙はもっともっと苦しいはずだね。 ごめんね、宇宙。 ごめんね。 泣くのは手術が終わってからっていう約束、全然守れなかったね。 あたし、泣いてばかりだ。