キミと生きた時間【完】


トップに星のエンブレムのついたシルバーのネックレス。


引き寄せられるようにそのネックレスを手に取り眺める。


「これ……宇宙に似合いそう……」


目の前にかざすと、トップの星がユラユラと揺れる。


『彼氏へのプレゼントにおススメ!』


そんなPOPに惹かれてその星を眺めていると、宇宙の顔が頭に浮かんだ。


今日が誕生日なわけでも、特別な記念日でもない。


だけど、どうしても今日、渡したいと思った。


その理由は、自分でもうまく説明ができない。


あたしは星のネックレスを優しく握りしめると、レジへ急いだ。