キミと生きた時間【完】


文具からアクセサリー、バッグや化粧品まで扱っているそのお店に思わず目を輝かせる。


昔からこまごまとしたものは大好きだった。


弾む気持ちを抑えつつ、客のまばらな店内を見て回る。


「うわっ、懐かしい~。こんなのまだ売ってたんだぁ」


幼い頃、お父さんに買ってもらったキャラクターの人形を手に取り思わず声を漏らす。


今日は時間がないけど、今度は樹里を誘って一緒にこよう。


樹里はこのお店のこと知ってるかな。


いつもは通らない裏道を通ったおかげで収穫があった。


ニヤついてしまいそうな顔を引き締めようとした時、ふとあるアクセサリーに目がいった。