「……――そら!!!!!」 すると、宇宙君の足がピタリと止まった。 静かな空気があたしと宇宙君の間に漂う。 ほんのわずかな間の後、宇宙君はゆっくりと振り返った。 「……――正解」 口元にわずかな笑みを浮かべている宇宙君。 だけど、その瞳は悲しそうに揺れていた。 「宇宙君の名前って、竜ケ崎宇宙でしょ……?」 「あぁ」 「樹里は宇宙君の親友の彼女だよね?」 「あぁ」 「宇宙君は……――」 次に聞こうとしていることは簡単に口に出すことはできなかった。