頭を抱えて必死に考えを巡らせても、何もいい案は浮かばない。
このまま宇宙君がここへやってきてくれるのを待つほかない。
分かっているのに、ジッと黙って座っていられるほど冷静にはなれない。
スッと階段から立ち上がり、鳥居の近くまで移動する。
そこからまた階段に戻り、座りなおして、再び立ち上がり鳥居まで移動する。
キョロキョロとあたりを見回して
「宇宙君……」
と声を漏らす。
どこかで宇宙君が見ている気がして必死に探しても、宇宙君の姿は見当たらない。
そんなことをしている間に、外は薄暗くなっていた。
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