秀真って、かっこいいの、かな。 ──今まで気にしたことがなかった。 大きくて、奥二重で、少しつり目。 鼻筋もとおってて、薄い唇に、さらさらの少し眺めの黒髪。 身長は百八十くらいで、バスケ部だったからか少し鍛えられた体。 「おれ、かっこいいらしいね」 私の隣で、秀真は軽く笑ってそう言った。 「私はそう思ったこと一度もないけど」 高校で、秀真がかっこいいんだと初めて認識させられた。