「あー…あとね、部活入ればさ、香織といつでも会えるじゃん。」 それだけ言うと 荷物を持って帰る支度をする。 「じゃあ俺、入部届だしてくる!香織、また明日な!」 手を振って教室をでてった優士の背中を見つめる。 「…………。」