「じゃあみんな、2人に拍手ー!」 みんな自分がならなかった安心感から 開放的な拍手を送られた。 「えぇ!?」 私の叫びは虚しく響く。 …もちろん、 今からやめたい、とも言えずに… 「香織!頑張ろーな!」 優士に声をかけられて… 「う、うん。」 頷くことしか、出来なかった。