――― 「……………。」 屋上には、まだ9月だけど、肌寒い風が吹く。 もうあたりは暗い。 空には… 無数に輝く、星。 そんな綺麗な星に照らされる。 星が輝いてる空を見上げた。 「……神様……お星様。 …お願いです。 私の……“運命の人”を………。」 そう、言いかけたその時―――――。 「…香織っ!」 誰かに、名前を呼ばれた。 振り返ると… そこには………。