全身の力が抜ける。 座り込みそうになる体をなんとか立たせる。 「…な、んで……?」 自然と口から零れ落ちた。 「あ、優士くん!今日お昼一緒に食べなーい?」 女の子の甘ったるい声。 「ん?」 優士は…きっと断るはず……。 そう、思ってた。 一瞬、間をあけてから 優士は答えた。