薄暗い体育館倉庫。 助けを呼ぼうにも 授業中で誰も呼べない。 ケータイは落としてしまったし…。 ましてやこんなところじゃ、 誰も見つけてくれるはずがない。 「…っ……。」 あんな奴らのために泣きたくない。 必死に耐えようとしても……。 「こ、怖いよ…助けて…」