そう、
ありえない。



ありえない…


自分に言い聞かせてありえないの言葉をずっと呟いた。



平助がそんな私を見ていたなんて気付かなかった


そしてさっきのやりとりを見ていたものがいたなんて知らなかった。



















屯所に戻ったのは夕刻くらい。



門で待っていたのは腕をくんだ土方さんだった










月華side*end