紫「ねぇ、教えてくれないの?」





美「・・・はぁ。分かったよ、話すよ」





紫「うん♪」





っち、現金な奴





美「気になったんだよ」






紫「気になる?」






美「あぁ。あの子は一見、誰も近づけない雰囲気を出している一匹狼。だが、あの子の目は素直だ 」






紫「目?」



美「あぁ」




あの子は何かに苦しんでいる。助けを求めている。






でも、助けの求め方が分からなくて、すでに諦めている。




そんな目・・・