こういうことにさえ気がついてくれる…


それが蘭華のいいところだよな…



「そう?ならよかった!」



可愛いよな。



「あっ!凌にお願いがあるんだけど!」


蘭華のお願いなんて、なんでもきいてやるよ。



「あのね…今度の日曜日デートしない?」



俺は飲んでいたコーヒーを吹き出した。