うっわマジあり得ねぇ。俺、今日はホテルに着くまでは飲まないつもりだったんだけど。


なんでこの不良どもに絡まれてんの?てか何でコイツらいんの?


いつもの悪タレ三馬鹿トリオ。

宮藤サン鷹嘴サンそれに凱。あれ?一人足りなくないか?クリスどこ行った?


俺は奴らに左右を囲まれていて、身動きできない状態にされて、気がついたらレストランバーに引きずり込まれて生をジョッキで3杯ぐらい煽ってた。

……いや、煽らされてた。


かーらーの、ワインに始まりウィスキー……。


華音をほったらかしにしてた事に、はたと気づいたときにはもう既に15時。


華音をみつけに行こうとしたのに!


真っ青な顔して店を飛び出そうとした俺の襟首を捕まえて凱がニヤリと笑う。


「もー遅いよー。御愁傷様」

「華音怒ってるだろうねぇ。またもや放置プレイですかー?」

便乗する宮藤サン。


またもやって!そんな事あるわけねーだろ!!

「この人混みん中、どうやって雲母を探す気だよ?」


ピッチャーからダバダバとビールをジョッキに注ぎながら、鷹嘴サンが俺を嘲笑う。