この中から彼氏をみつけるのかぁ……なんて心配は無用だった。
「芽依。こっち」
「尚くん!」
………あ。ああ、ごめん、芽依。
潤うって意味が今分かったよ。
芽依が彼氏を見つめる瞳、きらっきらですごく可愛い。
頬っぺたもうっすら赤くて思わず撫でたくなる。
唇はぷるぷるだし、なんつーかこう、全身から瑞々しさがほわんって出てる。
食べ物みたいで芽依美味しそうだな。
「……き!睦月!」
「あ…。ごめ、何?」
「何?じゃないよ!あのね、この子が友達の香川睦月。でね睦月、この人がかれ…しの……」
「阿木尚(あき ひさし)だよ。睦月ちゃん、今何見てぼんやりしてたの?」
うわ、鋭いなぁこの人。
「阿木さんを見る芽依が美味しそうだと思って見てました」
うん、美味しそうな極上スイーツに見える。
「ブハハハハハハはははっ !!!!」
あたしの横から鼓膜を破りそうな勢いの笑い声がした。
「お…おもしれっ……。腹痛ぇ!」
えーと。
あたしの横で大笑いしてるこのいけめんはどなたでしょうか?
「芽依。こっち」
「尚くん!」
………あ。ああ、ごめん、芽依。
潤うって意味が今分かったよ。
芽依が彼氏を見つめる瞳、きらっきらですごく可愛い。
頬っぺたもうっすら赤くて思わず撫でたくなる。
唇はぷるぷるだし、なんつーかこう、全身から瑞々しさがほわんって出てる。
食べ物みたいで芽依美味しそうだな。
「……き!睦月!」
「あ…。ごめ、何?」
「何?じゃないよ!あのね、この子が友達の香川睦月。でね睦月、この人がかれ…しの……」
「阿木尚(あき ひさし)だよ。睦月ちゃん、今何見てぼんやりしてたの?」
うわ、鋭いなぁこの人。
「阿木さんを見る芽依が美味しそうだと思って見てました」
うん、美味しそうな極上スイーツに見える。
「ブハハハハハハはははっ !!!!」
あたしの横から鼓膜を破りそうな勢いの笑い声がした。
「お…おもしれっ……。腹痛ぇ!」
えーと。
あたしの横で大笑いしてるこのいけめんはどなたでしょうか?

